藻類活用の化粧品開発 佐賀市のバイオ企業 抗酸化作用に期待

西日本新聞

 バイオマス企業の「アルビータ」(佐賀市、中西元社長)が、藻類から抽出した成分を活用した3種類の化粧品を開発、12日から販売している。7月からはインターネット通販も開始する。

 化粧品は、藻類の「ヘマトコッカス」から、抗酸化作用が高いとされるアスタキサンチンを抽出し配合した。同社によると、国産のアスタキサンチンを使用した化粧品の開発は国内で初めてだという。

 化粧品は「佐賀で培養された藻類」を意味する英語の頭文字から「Sila(シラ)」と名付け、主に30代以上の女性をターゲットにした。アスタキサンチンを1粒で12ミリグラム摂取できるサプリメント(60粒、税別9千円)のほか、さらりとした使用感のボディクリーム(同2500円)とハンドクリーム(同1800円)を開発した。

 同社は日米の合弁会社で、2014年に設立。同年、佐賀市のごみ焼却で排出される二酸化炭素(CO2)の提供を受け、藻類の培養事業を行う協定を同市と締結した。16年から敷地面積約2ヘクタールの培養工場を稼働させている。

 岩田修也総務部長は「消費者の安全に対する意識が高まる中、質の高い国産原料を使っているのが強み。今後もラインアップを増やしたい」と意気込む。

=2018/06/25付 西日本新聞朝刊=

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