巨大ランタン完成 「おおむた港まつり」の目玉 「旧三川電鉄変電所」モチーフに

西日本新聞 筑後版

 大牟田市西港町の三川坑跡で開かれる「第57回おおむた港まつり」(14、15日)の目玉となる巨大ランタンが完成した。同市新港町にある国登録文化財「旧三池炭鉱三川電鉄変電所」がモチーフ。港まつり運営委員会の入江裕二郎会長は「多くの人に見に来てもらいたい」と話している。

 旧三川電鉄変電所は1909(明治42)年ごろ、三池炭鉱専用鉄道の変電所として建てられた。東西約33メートル、南北約17メートルの平屋。窓や出入り口などの開口部は、アーチ型に赤れんがを組んでいる。2000年に国登録文化財となった。

 巨大ランタンは建物の20分の1のサイズで、長さ170センチ、幅91・5センチ、高さ50センチ。運営委メンバーが現地測量や改築前の写真などを基に図面を作製し、ベニヤ板や和紙などで作り上げた。

 製作の中心を担ったランタン部会の中山佳教さん(69)は4月から、平日の夕方まで作業時間を費やした。「現在の建物にはない窓のひさしなど可能な限り当時の姿を再現しました」と胸を張る。

 巨大ランタンは8年前から登場し、これまで炭鉱電車や世界遺産の宮原坑などを展示してきた。港まつりには、大小約800のランタンが並ぶ予定で、今年も大勢の人出が予想されている。

=2018/07/03付 西日本新聞朝刊=

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