返還された徴用工像「必ず領事館前に置く」 韓国・釜山の市民団体

西日本新聞

 【釜山・丹村智子】韓国・釜山市の市民団体が、日本統治時代の労働者徴用を象徴する「徴用工像」を日本総領事館前に設置しようとした問題で、像を一時保管していた同市東区は4日、団体に像を返還した。

 団体は4月末に像を総領事館前に置こうとしたが、警察に阻まれて近くの歩道に放置した。安全上の理由から東区が5月末に強制撤去し、同市の国立日帝強制動員歴史館に保管していた。団体は撤去にかかった費用110万ウォン(約11万円)を東区に支払った。

 韓国政府は総領事館前への設置について「国際儀礼上望ましくない」として、同歴史館など他の場所への設置を促している。市民団体は4日の記者会見で「必ず日本総領事館前に設置する」と話した。東区は団体に対して、今後も総領事館前に置くならば、即撤去すると伝えている。

=2018/07/05付 西日本新聞朝刊=

PR

国際 アクセスランキング

PR

注目のテーマ