【特派員オンライン】ソフトボールロス

西日本新聞

 心にぽっかりと穴があいてしまった。ワールドカップのサッカーではなく、ソフトボール。ソウルでは毎年6月末にソウルジャパンクラブ(SJC)主催の対抗戦が開かれる。49回目の今年も企業単位や愛好者同士の20チームが参加し、熱戦を展開した。日本大使館とメディアの合同チームに入って3年目。春から朝練や練習試合を重ねてきたが、今年も優勝には届かず、悔しいシーズンになった。

 ソウルは日本人のスポーツや趣味の同好会が多い。SJCには野球、サッカー、マラソン、写真、合唱など18の公認同好会がある。他にもソフトボールや登山、街歩きといったグループも多数。ソウルは日本から近いため単身赴任者も多く、ネットワークづくり、週末の体力づくり目的で集う人が多いという。

 名刺交換から始まらない人間関係の面白さに今更ながらに気付く。共に汗を流し、すかっとビールを飲む。これ以上のストレス発散はない。わがソフトボールチームは監督が交代し、新監督が新たに秋季リーグの開催を目指している。背番号9。福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手のつもりで選んだユニホームはまだ脱ぎたくない。 (ソウル・曽山茂志)

=2018/07/06付 西日本新聞朝刊=

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