千代流が黒田父子ゆかりの寺に 博多山笠流舁き

西日本新聞

崇福寺の山門をくぐり抜ける二番山笠・千代流の舁き山笠 拡大

崇福寺の山門をくぐり抜ける二番山笠・千代流の舁き山笠

 福博の夏を彩る博多祇園山笠の「流舁(ながれが)き」が行われた10日、二番山笠・千代流(西川裕庸総務)は、舁(か)き山笠を、今年の山笠人形の黒田官兵衛(如水)・松寿丸(後の長政)の父子と深い縁のある地元の禅寺・崇福寺(岩月海洞住職、福岡市博多区千代)に舁き入れた。

 崇福寺は黒田家のかつての菩提(ぼだい)寺で、藩祖・如水と初代藩主・長政の親子は、後世の藩主らとともに寺に隣接する市指定史跡「黒田家墓所」に眠る。

 千代流の舁き山笠は午後5時ごろ、流の区域内を走る「流舁き」の途中に立ち寄り、旧福岡城の本丸表御門から同寺に移築された山門をくぐって境内へ。

 岩月住職が出迎える本堂前で、台上がりの豊田侃也(かんや)博多祇園山笠振興会会長が「千代の地に山笠の起源をつくった聖一国師ゆかりの崇福寺があり、官兵衛父子が眠ることは流の誇り。これを守り、子々孫々まで受け継ぐことを誓う」との口上を述べ、崇福寺や黒田家と千代地区との間で交わされた400年を超える歴史の深さに思いをはせた。

=2018/07/11付 西日本新聞朝刊=

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