【追い山 写真特集】四番山笠・土居流

西日本新聞

四番山笠・土居流 拡大

四番山笠・土居流

 夜明けのビル街を男たちの「オイサ、オイサ」の掛け声が切り裂いた。15日早朝の「追い山」でクライマックスを迎えた福岡市の夏祭り「博多祇園山笠」。午前4時59分、一番山笠・西流(ながれ)の「櫛田入り」で熱狂の舞台が幕を開け、戦国武将や歌舞伎役者などをかたどった舁(か)き山笠が屈強な舁き手たちと一塊になって勇壮華麗に躍動する。最後に登場した「走る飾り山笠」八番山笠・上川端通は高さ13メートルの巨体。標題の「義経八艘飛(よしつねはっそうとび)」よろしく張り出した枝をひらりとかわし、白煙を吐きながら清道旗を回る姿に見物客は大喜びだ。

 舁き山笠が博多の市街を縦横に駆ける道中は、汗と勢水(きおいみず)でずぶぬれになった水法被からうっすら湯気が立ち上る。力を振り絞る男たちの背を後押しするのは沿道からの大歓声。廻(まわ)り止め(ゴール)を駆け抜けた後は誰もが笑顔。「この瞬間があるから山笠はやめられない」と歓喜に浸る。

※取材は写真部・佐藤雄太朗、古瀬哲裕、宮下雅太郎、博多まちなか支局・益田孝、糸島支局・日高三朗、都市圏総局・平山成美、社会部・梅沢平

次は:五番山笠・大黒流

=2018/07/16付 西日本新聞朝刊=

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