豪雨被災の熊ケ畑小 近くの福祉施設講堂で終業式 福岡県嘉麻市

西日本新聞

 福岡県内の多くの公立小学校で20日、1学期の終業式が行われ、西日本豪雨で流れ込んだ土砂により校舎の一部が損壊、県内で唯一11日から夏休みに入っている同県嘉麻市立熊ケ畑小(20人)が、近くの福祉施設の講堂に児童を集めて終業式を行った。

 この日は18人が出席。柴田英生校長は「みんなが無事で良かった。2学期から通う学校が変わるが、ピンチをチャンスだと思って新しいことに挑戦しましょう」とあいさつ。児童たちは1学期に頑張ったことや夏休みの目標を発表した。

 来月予定していた平和学習授業も前倒しで行い、各学年の担任の先生から通知表を受け取った。5年の田中陽翔君(10)は「夏休みは早寝早起きと宿題を毎日続ける。家族と行く沖縄旅行が楽しみ」と話した。

 同小は6日の豪雨で裏山が崩れ、校舎の一部が壊れた。現在は敷地内への立ち入りが禁止されており、復旧のめどは立っていない。2、3学期は約3・3キロ離れた上山田小の空き教室で授業をする。他の公立小より約1週間早い8月20日に始業式がある。

=2018/07/20付 西日本新聞夕刊=

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