九大が予約型奨学金 貧困家庭の進学支援へ新設

西日本新聞

 九州大は26日、同大への入学を目指し、優秀で経済的に恵まれない高校生を奨学生候補者として採用し、入学後に奨学金を給付する制度を新設すると発表した。貧困家庭の子どもの進学を支援することが目的で、返還不要。2019年4月の入学対象者から希望を募る。

 九大によると、子どもの貧困が社会問題化して以降、こうした「予約型」奨学金は全国に広がりつつある。大学側には優秀な学生を呼び込む狙いもある。

 大学入学から卒業まで4年間(医学部、歯学部などは6年間)、毎月3万円を給付する。毎年10人程度を採用する考え。世帯年収が200万円未満、高校での成績が平均4・3以上などの応募条件があり、19年度の給付については今年9月3~14日に募集、年内に候補者を決定する。

 丸野俊一理事は「大学に行きたいのに経済的に困難で進学を諦める人が水面下にいるのではないか。そうした人材を育成したい」と話した。

=2018/07/27付 西日本新聞朝刊=

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