新センサー導入→入館者数半減? 福岡市総合図書館 過去10年誤反応で過大計測

西日本新聞

 福岡市は27日、市総合図書館(早良区)の玄関に設置していたセンサーが2016年度までの10年間の入館者数を実態よりも多く計測していたと発表した。同館によると旧センサーは簡易型で、人影や開閉する自動ドアの動き、日光の反射なども入館者と誤って反応したためとしている。

 旧センサーは07年度に導入。翌年度には年間延べ237万3686人を計測したが、17年度に新センサーを導入したところ、前年度の54・6%、延べ89万2819人に激減したため、異常に気付いたという。

 入館者数は図書館要覧で毎年公表されていたが、図書館の予算や運営計画には反映されておらず、貸出冊数なども別システムで管理されており、実害はないという。ただ、各区にある計10カ所の分館の入館者数も12年度から旧センサーで計測、過大な数字になっている可能性が高いとして、取り付け位置を変えたり感度を見直したりしたという。

=2018/07/28付 西日本新聞朝刊=

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