「戸畑祇園大山笠」「若松みなと祭り」 勇壮、躍動、若戸を魅了

西日本新聞 北九州版

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産「戸畑祇園大山笠」は、7月27~29日の祭りを終えた。今年も高さ約10メートルの提灯(ちょうちん)山笠の「光のピラミッド」が、夜が訪れた戸畑区の街に鮮やかに浮かび上がった。洞海湾を隔て、対岸の若松区で地域を盛り上げたのは「若松みなと祭り」(7月21、22日)。両区を結ぶ若戸大橋と若戸トンネルが12月に無料化されるのを控え、二つの祭りは熱く盛り上がった。躍動する祭典をカメラで追った。

 戸畑祇園大山笠は27日、山笠の昼間の姿といえる幟(のぼり)山笠の運行で開幕した。4地区計8基の山笠が集結するメイン行事「競演会」(28日夜)では、男たちが山笠から幟を取り外し、提灯を素早く組み上げる技を披露。幟山笠は提灯山笠へと姿を変化させた。12段309個の明かりが「光の帯」を描き出す。約12万人の観客は沸いた。最終日の29日は各山笠が地元を巡行。当番山の天籟寺(てんらいじ)大山笠は台風12号の影響を考慮し、幟などを外して運行した。

 若松みなと祭りは21日、郷土芸能「五平太ばやし」の競演会があり、16団体が参加。中心部であった「総打ち」には船の形をした山車が勢ぞろいし、観客を酔わせた。同日夜には関連行事の「くきのうみ花火の祭典」があり、4千発の大輪が洞海湾と若戸大橋を染めた。22日は雨の降る中、たいまつ行列が高塔山を登る火まつり行事が行われた。

=2018/08/01付 西日本新聞朝刊=

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