不明者の捜索いったん終了 朝倉市 消防団員ら410人参加

西日本新聞

 昨年7月の九州豪雨から1年1カ月の5日、行方が分からなくなっている福岡県朝倉市の2人の重点捜索が、同市の河川などであった。昨年10月から毎月5日前後に実施してきた月1回の捜索はいったん終了となるが、同市消防団の山内明団長は、不明者の家族の要請などがあれば今後も捜索を行う考えを示した。

 この日の捜索は午前7時から始まり、朝倉市などの消防団、消防、警察など計約410人が参加。同市の乙石川と寒水(そうず)川のほか久留米市の筑後川で、河川敷や近くの倒壊家屋の下などを正午まで捜したが、手掛かりは見つからなかった。

 終了後、団員らは朝倉市内に集合。同市杷木松末(ますえ)で行方不明になったままの田中加奈恵さん(64)の夫、耕起さん(54)があいさつし、「寒さや暑さを乗り越え、ご尽力をいただいた」と感謝した。団員らの負担軽減を市に要望した経緯を語った上で、妻の手掛かりなどについて「私は諦めていない」とつらい心情を明かした。

=2018/08/06付 西日本新聞朝刊=

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