九博に飾り山笠 9日から公開 表、見送りとも合戦テーマ

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 太宰府市の九州国立博物館で7日、博多祇園山笠の飾り山笠の飾り付けが始まった。十三番山笠・天神一丁目が今年の祭りで公開した題材を運び込み、表と見送り(後方)に加え両脇にも飾り付ける。作業は8日まで続き、9日から来年3月ごろまで、華やかな伝統美を楽しむことができる。

 標題は表が「黒田関ケ原之陣」。関ケ原の戦いで東軍につき、西軍大将・石田三成の本陣を攻める初代福岡藩主・黒田長政の活躍を描く。見送りは「命運耳川の合戦」で、大友宗麟が島津義久と日向で激突して大敗、その後の島津躍進を決定づけた戦いを表現する。

 7日は、表作者の博多人形師中村信喬さん(61)や見送り作者の博多人形師白水英章さん(55)、山大工の名越正志さん(71)が指示を出し、関係者約30人が高さ約14メートルの素山に人形などを飾り付けた。中村さんは「陣羽織やよろい、かぶとは時代考証をして再現している。勇壮な場面を見て元気を出してほしい」と来場を呼び掛けた。

 27日に山笠に神様を招き入れる「御神入れ」がある。

=2018/08/08付 西日本新聞朝刊=

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