終戦73年、戦渦繰り返さぬ 福岡県戦没者追悼式

西日本新聞

 終戦から73年を迎えた15日、福岡県内の9万3千人超の戦争犠牲者を悼む「県戦没者追悼式」が、福岡市中央区の県立福岡武道館であった。遺族らが参列し、悲惨な歴史を二度と繰り返さないことを誓った。

 「平成」最後の追悼式。主催者を代表し、小川洋知事が「戦争を知らない世代が増えている。平和の尊さを次の世代に引き継いでいかなければ」とあいさつ。正午に合わせて全員で黙とうした。

 インパール作戦に従事した実父を1944年8月にミャンマーで亡くした同県築上町の金川雅博さん(76)が遺族を代表し、「あの戦争の無謀さを思うと、悔しさと悲しさがこみ上げてくる。若い世代に伝えなくてはならない」と述べた。

 戦渦の記憶や平和への思いを受け継ごうと、地元の小中高生らも参列。福岡市城南区の中村学園女子高3年、吉原葵さん(18)は「ふるさと福岡を、誰もが安心で幸せを感じて暮らしていける街として発展させる」と約束した。

=2018/08/15付 西日本新聞夕刊=

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