最西端の駅に海鮮ちゃんぽん店オープン たびら平戸口駅の売店跡

西日本新聞

 「日本本土最西端の駅」として知られる平戸市田平町の松浦鉄道(MR)たびら平戸口駅の売店跡に、海鮮ちゃんぽん専門店がオープンした。田平町で民宿を営む店主の山田寿寿子(すずこ)さん(68)は「駅ににぎわいを取り戻したい」と張り切っている。

 山田さんは平戸市出身。子どもの頃、父親に連れられて佐世保市などへ行く際に、MRの前身の国鉄松浦線をよく利用した。数々の思い出があるたびら平戸口駅の売店が3月で閉店したため、MRに相談し、今月9日に食堂を開いた。

 店名は「元祖海鮮ちゃんぽん平戸」。名前の通り、エビ、イカ、アサリ、サザエなど海の幸がたっぷり。具の風味を生かすためにラードは使わず、スープはあっさりした口当たり。さいたま市の自営業、山本博史さん(69)は「海の香りがして平戸らしい。汁まで飲み干せる」と気に入った様子だった。

 山田さんは京都市で1997年からの12年間、この味で大繁盛の店を切り盛りした経験がある。三女の久田史絵さん(39)に任せている平戸市崎方町の店(休業中)には、今でも京都時代の常連客がひょっこり訪れるという。

 メニューは海鮮ちゃんぽん(700円)と生ビール(500円)のみだが、近く冷やし海鮮ちゃんぽんも出す予定だ。営業は午前11時から午後3時まで。金曜定休。

=2018/08/17付 西日本新聞朝刊=

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