島原「小早川家住宅」初公開 武家屋敷の様式 今に伝える

西日本新聞

 島原市城内2丁目の武家屋敷「小早川家住宅」(国登録有形文化財)が特別公開されている。生活用水や庭園に湧水路を導いた島原藩の武家屋敷の様式を残す。31日まで、入場無料。

 小早川家住宅は高級藩士が住んでいた島原城三之丸の一画にある。藩士だった佐野勇太郎の屋敷として1890(明治23)年に建築。その後、小早川家が所有し、2015年に市に寄贈した。

 敷地内には、木造平屋の主屋▽江戸時代末期の薬医門▽江戸後期に築かれた敷地を囲む石塀▽明治後期のれんが塀(いずれも国登録有形文化財)-のほか、湧水を導いた江戸期の池泉庭園(国登録記念物)もある。

 文化財を地域の活性化に生かす試みで、6日から初めて開放。北九州市若松区から家族連れで訪れた池永剛さん(54)は池に面した縁側に座り「豊富な湧き水が島原らしい。涼しげな庭ですね」と話した。公開時間は午前10時半~午後3時半。島原観光ビューロー=0957(62)4766。

=2018/08/23付 西日本新聞朝刊=

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