豪雨被災地の広島、ボランティア求む 支援NPO、不足訴え

西日本新聞

 福岡県は21日、西日本豪雨被災地でのボランティアに関心がある人向けのセミナーを県吉塚合同庁舎で開いた。NPO法人「エンジェルウイングス」(北九州市)の藤沢健児理事長が講演し、広島県内の被災地では個人宅の泥出しが進んでいないにもかかわらず、ボランティアが減少し人手不足に陥っている現状を訴えた。

 藤沢理事長は1カ月近く広島県内に滞在し災害ボランティアセンターの運営を支援した。同県呉市や坂町など、昨年の九州豪雨での朝倉市と似たような被害を受けた被災地もあるという。市外からのボランティアが2割以下という地域や、泥出し作業の終わりが見通せない地域もあり、地元ボランティアや住民が疲弊しているという。

 藤沢理事長は「お盆休みが終わり、ボランティアの減少に拍車がかかっている。住宅の泥出しは生活再建の一歩となるだけでなく、被災者の気持ちを前向きにする効果も大きい。1人でも多く現地に行ってもらい住民を元気づけてほしい」と求めた。

=2018/08/23付 西日本新聞朝刊=

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