竹の魚礁作り 学生らが交流 「一生の仲間ができた」 宗像国際環境100人会議

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 海の再生をテーマに宗像市で開かれている「第5回宗像国際環境100人会議」は25日、参加者が分科会に分かれて意見交換。学生分科会では六つの大学・高校・中学の学生たちが活動発表を行い、交流を深めた。

 今回初めて開いた学生分科会は、水産高(福津市)在学中から同会議に参加していた瓜生信汰朗さん(18)=長崎大1年=と、浦哲郎さん(19)=鹿児島大1年=が運営を担った。それぞれの大学の友人や環境活動を通じて知り合った団体に声をかけ、宗像に集まってもらった。

 岡山市の山陽女子中学・高校地歴部もその一つ。漁師に頼んで底引き網で海底ごみを集め、調査する活動を11年続けている。海底のごみで最も多いのはポリ袋であることや、沖に行くほど年数がたち劣化したごみが多いことなどを報告した。高3の女子(17)は「他校の話を聞くと、海の再生という目標に向かっていろんなアプローチがあることが分かり、刺激になる。環境について語り合える一生の仲間ができた」と満足そうだった。

 その後、会議の参加者全員が海岸清掃と竹魚礁作りに取り組んだ。竹魚礁は水産高が9年前に始めた試みで、山に繁茂する竹を伐採して活用。イカや魚の産卵も確認されている。参加者たちは割った竹をドーム状に組み合わせ、海藻代わりになるササを固定して10基の竹魚礁を制作。さつき松原(同市田野)沖の海底に沈めた。

=2018/08/26付 西日本新聞朝刊=

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