世界遺産レゴブロック展 「人類の宝」より身近に 9月2日まで長崎歴史文化博物館

西日本新聞

大浦天主堂の内部の光がステンドグラスを鮮やかに照らす 拡大

大浦天主堂の内部の光がステンドグラスを鮮やかに照らす

3600ピースで制作された金閣寺 金閣寺の中には釈迦如来像も 「みんなで作るコーナー」で自由に作品を制作する子どもたち ササを食べる仕草がかわいい親子パンダ 来場者が作った「未来に残したい宝物」を配置した世界地図

 長崎歴史文化博物館(長崎市)で開催中の「PIECE OF PEACE レゴブロックで作った世界遺産展」(KTNテレビ長崎など主催、西日本新聞社共催)。20カ国にある27の世界遺産と、人気玩具のレゴブロックの“共演”は「人類の宝」を身近に感じる機会にもなりそうだ。

 会場入り口でまず目に入る「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、国内で唯一のレゴ職人、大沢よしひろさんが今回のために用意した。大浦天主堂など12資産はそれぞれ両手で持てるほどのミニチュア版で、1200~400個のパーツで作られた。

 周囲には、県内の3~11歳の子どもたち約270人が、事前イベントで制作した「未来の長崎の街」を配置している。企画展のコンセプトの一つは、誰でも自由な発想で組み立てられるレゴブロックの特長を生かした「参加」だ。迫害の歴史と信仰の尊さを伝える潜伏キリシタン関連遺産について、レゴに触れながら学ぶことができただろう。

 「みんなで作るコーナー」も子どもたちに大人気。自作の「未来に残したい宝物」を会場の世界地図スペースで披露できる。教会を作った長崎市の田島花純ちゃん(7)は「いろんなパーツがあって楽しかった」。

 メイン展示の世界20カ国の世界遺産は大きなもので高さ1メートルほど。その細部にも注目だ。金閣寺(京都)の内部に安置された釈迦(しゃか)如来像、建設中のサグラダ・ファミリア教会(スペイン)の作業員…。親子で訪れた諫早市の山崎慧斗(けいと)君(9)と就(なる)君(6)は「作品がリアルでびっくりした」と声をそろえた。企画展は9月2日まで。

=2018/08/27付 西日本新聞朝刊=

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