新型高速船名は「クイーンビートル」 福岡-釜山に20年就航 JR九州

西日本新聞

 JR九州高速船(福岡市)は27日、福岡-釜山で2020年に就航する新型高速船の名前を「クイーンビートル」に決めたと発表した。船内はキッズルームやカフェ、免税店などに加え、屋上にウッドデッキやガラス張りの展望室を設けるなど、現行の「ビートル」に比べて客船としての機能を強化した。

 デザインはビートルや「ななつ星in九州」などを手掛ける水戸岡鋭治氏が担当。水戸岡氏は27日、福岡市で開かれた記者会見で「移動手段ではなく、船に乗ること自体を楽しめる、次の時代の船旅を提供したい」と話した。

 ビートルなどジェットフォイルは海面から浮いた状態で航行するため、クジラとの衝突事故などに備えてシートベルト着用が義務付けられている。これに対しクイーンビートルは三つの船体からなるトリマラン(三胴船)。揺れにくく安定性も高いため、シートベルトは不要で、船内を自由に動くことができる。定員は502人とビートル(191人)の2・6倍、夜間航行も可能になる。

 福岡-釜山の所要時間は現行より約30分長い約3時間40分。修学旅行など団体客の取り込みを図り、同航路の年間利用客数30万人(17年度は約18万人)を目指す。就航は20年7月の予定で、ダイヤや運賃は19年夏に発表する。

=2018/08/28付 西日本新聞朝刊=

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