水泳ジュニア新記録を次々樹立 武雄青陵中1年の寺川さんに伊万里市民賞

 水泳のジュニア大会で新記録を次々と樹立している伊万里市二里町の寺川琉之介(りゅうのすけ)さん(13)=武雄青陵中1年=に29日、伊万里市民賞が授与された。「水に入ったら、いつの間にかゴールに着いている」と言う天才肌で、夢は五輪への出場だ。

 寺川さんは3月の「第40回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会」(東京)で、個人メドレー200メートルと背泳ぎ50メートルで第1位に。同月の県春季水泳競技大会では、個人メドレー100メートルで学童新記録(59秒67)を打ち立てた。

 寺川さんは4歳で市内の「ビートスイミングクラブ伊万里」に入門したが、母の綾子さん(39)によると「水にぬれるのを怖がって、プールの外の柱にしがみついて大泣きしていた」という。しかし、コーチに温かく励まされ、小学1年から同クラブの選手育成コースに入り、小学3年で全国大会への出場権を得た。

 今も夕食後に2時間半泳ぐのが日課。牛乳を毎日ジョッキ1杯飲み、身長は170センチまで伸びた。ただ、中学に入り大会のレベルが上がり、7月の県中体連では背泳ぎ100メートルを制したが、今月の九州中学校水泳競技大会では同種目で3位に。それでも結果に一喜一憂せず、常に次を考えている。

 市民賞授与式で深浦弘信市長に「さらに飛躍してほしい」と激励された寺川さんは「もっとがんばって、世界新記録を打ち立てたい」と頼もしく宣言した。

=2018/08/30付 西日本新聞朝刊=

佐賀県の天気予報

PR

PR