「スペースシャトル」解体へ 北九州市 譲渡受けず

西日本新聞

 昨年末に閉園した北九州市八幡東区のスペースワールド(SW)跡地に残るスペースシャトルの実物大模型が解体、撤去される見通しとなった。同市の北橋健治市長が30日の定例記者会見で「補修などをするのには10億円以上の費用を要する」などとして、市として譲り受けて整備することを断念したと明らかにした。

 市によると、SWを運営していた加森観光と土地所有者である新日鉄住金との賃貸借契約が切れた6月末以降、扱いが決まらなかった遊具は新日鉄住金の管理下に入っていた。

 市は7月から保存に必要な費用を試算。跡地の開発業者イオンモール(千葉市)も更地での土地引き渡しを求めており、新日鉄住金も解体、撤去する意向だという。

 模型は高さ約60メートル。1990年の開園以来、園の象徴として地域のランドマークになっていた。SWの運営会社がホームページで「10億円を寄付すればシャトルを譲渡する」と呼び掛けたが、結局、寄付者は現れなかった。

=2018/08/30付 西日本新聞夕刊=

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