第29期女流王位戦五番勝負

里見香奈女流王位 対 渡部愛女流二段

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第3局 5月30日(水)福岡県飯塚市「旧伊藤伝右衛門邸」

菅井、初防衛に王手 王位戦第5局

西日本新聞

 将棋の菅井竜也王位(26)に豊島将之棋聖(28)が挑戦している第59期王位戦7番勝負(西日本新聞社主催)の第5局は30日午前9時から徳島市の料亭「渭水苑(いすいえん)」で指し継がれ、午後4時48分、133手で先手番の菅井が勝ち、対戦成績3勝2敗で初防衛に王手をかけた。

 豊島の封じ手2五歩(50手目)から激しい戦いに突入。豊島は8八角(62手目)と打ち込み、馬の活用に期待した。

 2筋で細かい応酬が続いた後、菅井は飛車を1筋に転回して端の攻略にかかり、1三歩成(93手目)と成り込んで優位に立った。

 最後は菅井が馬を作って包囲網を狭めたのに対し、豊島が2七金(126手目)など捨て身の反撃に出たが届かなかった。投了図では後手玉に4二銀以下の詰み筋が生じている。

 立会人の藤井猛九段は「先手の模様がよさそうだったが、2五歩(71手目)あたりでは難しくなった。しかし、端を破られては後手が苦しく、1五歩(89手目)を手抜きしたのが問題だったか」と振り返った。

 持ち時間各8時間のうち残りは菅井2時間、豊島21分。第6局は9月10、11の両日、神奈川県秦野市の旅館「元湯 陣屋」で行われる。

■駒得で良くなった

 菅井竜也王位の話 封じ手の2五歩(50手目)からの動きを想定しておらず、自信のない局面が続きました。その後の1、2筋での攻防で駒得になったところで、良くなったかと。勝ちを意識したのは、最後の2六銀(133手目)です。

■駒組み失敗したか

 豊島将之棋聖の話 4六銀(49手目)の局面は、こちらから動いていくしかなく、序盤の駒組みで失敗したかなと思いました。その後の攻防もずっと自信は持てなかったです。終盤に入り、2三歩(115手目)が厳しかったですね。

=2018/08/31付 西日本新聞朝刊=

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