BRUTUS「福岡特集号」異例の売れ行き 再入荷も即完売 発行元「街の勢い象徴」

西日本新聞

 若者に人気の情報誌「BRUTUS(ブルータス)」の7月15日号が、福岡市・天神を中心にした「福岡特集」を組み、異例の売れ行きを見せている。福岡県内の書店では品薄状態が続き、福岡市では再入荷しても即日完売するほど。全国でも堅調に販売を伸ばし、フリマアプリでは定価の2倍近くで取引されている。発行元のマガジンハウス(東京)は「想定以上の売れ行き。若者や個性的な店が増える福岡の勢いを象徴している」と手応えを語る。

 同誌は1980年創刊。東京以外の都市を分厚く特集するのは珍しく、福岡のおいしい食べ物や身近な自然について70ページ以上にわたって取り上げている。「カフェ」「お土産」「時間つぶし」「西中洲」などテーマごとに編集部の「お薦め」を分かりやすく紹介しているほか、ラーメンとうどん対決、福岡県出身の女優・蒼井優さんの買い物密着などユニークな企画も。

 BRUTUSは隔週発売で、通常の発行部数は9万〜10万部。7月15日号は多めに発行(部数非公表)したものの、7月2日の発売から1週間で5割強を売り上げ、福岡県内では軒並み完売。「人気アイドルの特集号並み。福岡ファンは多い」とマガジンハウスの担当者を驚かせた。8月23日時点で発行部数の8割超が販売済みで、うち半分以上が九州での売り上げ。関東圏でも好評という。

 天神のジュンク堂書店福岡店では8月20日に100部、28日に40部を再入荷したが即日完売。フリマアプリ「メルカリ」では、定価680円(税込み)に対し1300円前後で購入されている。マガジンハウスは「増刷予定はないが、第2弾などの可能性も視野に入れたい」としている。

=2018/08/31付 西日本新聞朝刊=

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