七ツ釜に観光客呼び込め 地元住民と慶応大生タッグ 22日、竹灯籠ともしイベント多彩に

西日本新聞

竹灯籠の絵を手にする子どもたちと、指導に当たった大学生 拡大

竹灯籠の絵を手にする子どもたちと、指導に当たった大学生

学生たちのアイデアを基につくったチラシ 大学生の指導を受けながら竹灯籠の絵を描く小学生 唐津を代表する景勝地・七ツ釜

 唐津市屋形石地区にある国の天然記念物「七ツ釜」を活用して地域活性化を図ろうと、地元のまちづくり団体が慶応大の学生たちと協力し、22日に七ツ釜でイベント「NANA FES(ナナフェス)」を開く。これまでに七ツ釜の青い海を背景にしたチラシを自分たちで作ったり、地元の小学生と一緒に会場に飾る竹灯籠に絵を描いたりした。メンバーは「七ツ釜に多くの人を呼び込みたい」と張り切っている。

 まちづくり団体は、地元住民約20人でつくる「湊中学校区地域まちづくり会議」。玄武岩の断崖が荒波に浸食されてできた景勝地・七ツ釜をPRしようと、市の交付金を活用し、昨年からこの時期にイベントを開いている。

 今回は、独自に七ツ釜を活用した観光振興に取り組んできた慶応大総合政策学部(神奈川県藤沢市)の学生たちに協力を依頼した。インターネットの無料通話サービスを使って、参加した学生12人と話し合いを重ね、イベント内容を検討。これまでに、会場内に隠された七つのスタンプを見つけるスタンプラリー▽シールを顔に張るフェイスペイント▽オーケストラの生演奏-などを行うことが固まった。

 竹灯籠のライトアップは昨年も好評だったが、今年は子どもたちに地域への愛情を育んでもらおうと、地元の湊小の児童にも竹灯籠に絵を描いてもらうことにした。8月24日に唐津市湊町の湊公民館に児童約100人が集まり、大学生の指導を受けながら縦25センチ、横42センチの和紙にスイカやイルカ、カブトムシなどを描いた。当日は、まちづくり会議メンバーの絵も含め、計2千個の竹灯籠をライトアップする予定だ。

 学生のリーダーを務める3年の川端菜奈子さん(20)は「小学生にも協力してもらっているので、大人も子どもも楽しめるイベントにしたい」。まちづくり会議の原慎会長(36)は「七ツ釜に『また来たい』と思ってもらえるようなイベントにできれば」と話した。

 ナナフェスは22日午後1~9時。竹灯籠のライトアップは午後6時から。入場料500円。屋形石三区公民館前の臨時駐車場からシャトルバスで随時送迎する。雨天時は湊中で開催。

=2018/09/04付 西日本新聞朝刊=

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