映画で大牟田後押し 動物園モチーフに製作 「愛と命」テーマに

西日本新聞 筑後版

福岡県大牟田市を舞台にした映画の製作を発表する瀬木直貴監督(左から2人目)=5日午後、大牟田市役所 拡大

福岡県大牟田市を舞台にした映画の製作を発表する瀬木直貴監督(左から2人目)=5日午後、大牟田市役所

 福岡県大牟田市を舞台にした映画「僕のケモノート」(仮題)の製作発表記者会見が5日、市役所であった。動物のストレスを抑える飼育で全国の注目を集める市動物園をモチーフにした「愛と命をテーマにした物語」となる予定。今年秋にオールロケの撮影を本格的に始め、来秋の全国ロードショーを目指す。

 映画は、漫画家を目指して大牟田から上京した青年が挫折して帰郷し、アルバイトを始めた動物園で個性的な飼育員に囲まれて、前向きに生きていく物語。広告大手電通が進める地方創生ムービープロジェクト3作目となる予定で、九州が舞台になるのは初めて。

 メガホンを取るのはプロジェクト2作目の広島県東広島市が舞台となった映画「恋のしずく」(今秋公開、川栄李奈さん主演)を手掛けた瀬木直貴監督(55)。10月27、28日に大牟田市内でエキストラの公開オーディションも行う。

 大牟田を選んだ理由について、瀬木監督は「炭鉱の街として暗いイメージがあったが若手経営者たちと交流し、その明るさから偏った見方だったと反省した。地方創生に役立ちたい」と説明。認知症対策の先進地である点も踏まえ「動物園の取り組みとともに、命との向き合い方に大きな示唆を与える地域なので、ヒューマンストーリーを描きたい」と意欲を語った。

 撮影は市内の三池炭鉱跡や有明海干潟でも行い、7月の夏祭り「大蛇山まつり」の撮影は既に終えた。出演者は今後、発表する。

 ロケに向けては地元経済界を中心に「大牟田ムービーを応援する会」(仮称)を結成し、バックアップする。

=2018/09/06付 西日本新聞朝刊=

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