くるっぱに投票してっぱ~ ゆるキャラGP上位へPR作戦 久留米市

西日本新聞 筑後版

 久留米市のイメージキャラクター「くるっぱ」が、ご当地キャラクターの日本一を決める「ゆるキャラグランプリ(GP)2018」に今年もエントリーしている。筑後川のカッパをモチーフにやや太めの愛嬌(あいきょう)ある背格好だが、過去5回の順位は全て100位台。人気と知名度を高めようと、市はあの手この手のPR作戦を展開中。「大牟田市のジャー坊が目標ばい。筑後地区の中心都市だけに負けられんっぱ~」。くるっぱの鼻息は荒い。

 「くるっぱに投票してっぱ~!!」-。8月30日、JR久留米駅の改札口前。投票を呼び掛けるたすきを掛けたくるっぱが登場した。そろいの緑シャツを着た市職員3人が同行。家族連れに手を振り、写真撮影にも気軽に応じていた。

 くるっぱは2013年3月に誕生し、「キラリ久留米宣伝課長」に就任。市内外の物産展に足を運び、会員制交流サイト(SNS)で筑後弁と語尾に「ぱ~」を付けた書き込みを随時更新。「市をPRするため、課長の責任を果たしている」と職員の間で評判は上々だった。

 ところが、満を持して挑んだ13年のGPは165位と“惨敗”。その後、14年117位、15年103位、16年102位と順位を上げ、二桁順位を目指した17年は100位。「くるっぱの落胆ぶりは相当なものでした」と、市シティプロモーション課の担当者。

 「一気にトップ10入りを目指すっぱ~」。くるっぱの鶴の一声で、市は運動を強化。前回比約4倍の26万円の選挙費用を投じ、チラシ2千枚を作製したほか、西鉄久留米駅を含め初めて街頭に繰りだした。今後、市中心部の商店街で練り歩きも予定する。イベントの出席も前回の3倍増。日々発表される順位に一喜一憂するくるっぱの様子もSNSの動画にアップし、11月9日の投票締め切りまで発信を続けるという。

 7日現在の順位は32位で、上々の滑り出し。くるっぱは「久留米のPRばしたかけん、お皿の水ば補給しながら頑張りよるばい。応援よろしくっぱ!」とコメントした。

 筑後地区では他に小郡市の「鶴美ちゃん 亀蔵くん」、うきは市の「うきぴー」、柳川市の「こっぽりー」がエントリーしている。

=2018/09/08付 西日本新聞朝刊=

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