工事残土「市に監督責任」 不適切な処分指摘 福岡市議会一般質問

 福岡市議会の定例会は7日、一般質問があり、市発注工事で出た残土を業者が不適切に処分していたとして、倉元達朗市議(共産)が市の監督責任を指摘した。

 倉元氏が指摘したのは、市が昨年度発注した(1)東区のアイランドシティ(IC)の下水道工事で出た残土約1万2300立方メートル(2)東区の池の工事現場で出た残土の一部-についての処分。市と県によると、ともに飯塚市の業者が請け負ったが、業者は同市の県の許可を得ていない区域に埋め立て処分していたという。

 市の内規では、市職員が現場に立ち会い監督しなければならなかった。ICの残土については市職員が立ち会ったが不許可区域で処分したことに気付いていなかった可能性が高い。池については、市は立ち会い自体をしていなかったという。

 倉元氏は「2件の残土処分は明確なルール違反であり、市は無責任だ」と追及。市側は内規の徹底を図るとともに、立ち会い状況について業者に事実確認し、結果を県にも通知すると答弁した。

 県は昨年、この業者に対し指導を実施、今年7月にはこの区域に埋め立て許可を出したが、地元自治会からは「(許可に)同意していない」との文書が県に出されている。

=2018/09/08付 西日本新聞朝刊=

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