移住・定住促進策を提案 早稲田大生が報告会 唐津市

西日本新聞

 唐津市が抱える地域問題の課題解決策を、早稲田大生が探る「地域連携ワークショップ」(WS)の提案報告会が4日、同市内であった。学生たちは8月から計2回実施した現地調査を踏まえ、市の魅力を生かした移住・定住促進策を提案した。

 WSは、地方活性化に貢献する人材育成などを目的に同大が全国各地で実施。唐津市のWSには学内の公募で選ばれた1~4年の10人が参加した。学生たちは商店街や離島を訪ねて住民の生の声を聞いたほか、まちづくりや移住に携わっている市民とも交流し、魅力向上策を検討してきた。

 報告会では学生が5人ずつ2班に分かれて発表。1班は、唐津での仕事と住居を複数の人でシェアし、好きなときだけ唐津で生活する「シェア移住」を提案した。2班は、唐津の自然や文化体験を通し、考える力や自立性を持った小学生を育成する市独自の教育プログラム「カラツニア構想」によって、教育志向の高い子育て世代を誘致するアイデアを披露した。

 2班で商学部1年の原口紗生さん(18)は「市もさまざまな取り組みをしているのに人口流出が続いており、移住・定住者を増やす難しさを実感した。私も周囲に唐津の魅力を伝えるなど、今後も唐津の役に立てれば」と話した。

 報告を聞いた峰達郎市長は「若い人が地方に興味を持っていただいていることを確認できた。学生の新しい発想を唐津市も吸収したい」と述べた。

=2018/09/09付 西日本新聞朝刊=

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