「学校側の判断ミスだった」低体温症?生徒36人搬送 福岡講倫館高 雨の体育大会中に

西日本新聞

 8日午後1時ごろ、福岡市早良区有田の県立福岡講倫館高(生徒約940人)から「生徒が過呼吸や低体温になった」と119番があった。早良署や学校によると、57人が症状を訴え、うち36人が病院に搬送された。全員、命に別条はないという。雨の中、グラウンドで体育大会を行っていたため、服がぬれ、体温が奪われて体温調節が難しくなり、低体温症につながった可能性が高いとみられる。

 学校によると、降雨が予想されたため終了時間を早めた短縮版のプログラムに変更し、8時45分ごろに体育大会を開始。9時45分ごろから雨が降り始めた。

 応援合戦の終了後の正午すぎ、体調不良を訴えて他の生徒に背負われ、救護室に運ばれる生徒が数人現れた。学校側が「体調のすぐれない人は申し出てほしい」と呼び掛けたところ、複数の生徒が過呼吸や低体温などの症状を訴えたため、体育大会は中止となった。生徒の多くがTシャツとズボンの服装。搬送された生徒の大半は女子だった。

 森本茂副校長は「雨脚が強くなり気温が低くなったにもかかわらず、体育大会を続けてしまったのは、学校側の判断ミスだった。生徒と保護者には申し訳なく思う」と話した。

3日で10度低下、体温を奪ったか 福岡講倫館高の生徒36人搬送

=2018/09/09付 西日本新聞朝刊=

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