久留米市人口減に転じる 昨年度30万5581人 福岡市などへ流出拡大

西日本新聞 筑後版

 久留米市は、住民基本台帳を基にした2017年度末時点の人口(外国人含む)が16年度比630人減の30万5581人だったと明らかにした。居住外国人を加えた12年度以降、人口は5年連続で増加していたが、17年度は東京、大阪など大都市圏や福岡市への流出が拡大した。本格的な人口減少社会の到来を見据え、市は「都市の魅力を高め、移住や定住対策を強化したい」としている。

 市によると、出生から死亡を引いた「自然動態」は11年度以降、死亡が上回っており、17年度はマイナス426人に達した。

 転入・転出の増減を示す「社会動態」は16年度まで4年連続で転入超過が500人を超え、自然減分を補っていたが、17年度は133人の転出超過に転じた。地域別でみると、三大都市圏(東京、大阪、名古屋)への転出超過が16年度25人から17年度513人と大幅に拡大。福岡市への転出超過は16年度361人から17年度443人に増えた。

 筑後地区(8市3町)の社会動態をみると、中核都市として久留米市に人口集中が進んでおり、16年度の転入超過は253人、17年度も232人だった。

 年代別では20代が16年度389人の転入超過だったが、17年度は369人の転出超過に転じた。市内に居住する外国人は技能実習生の受け入れ増で12年度以降、右肩上がりで増え、17年度は3668人だった。

=2018/09/12付 西日本新聞朝刊=

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