九大へアクセス強化を 市「バス増便で便利に」 福岡市議会

西日本新聞

 九州大の伊都キャンパス(福岡市西区、糸島市)への統合移転が9月末に完了するのを前に、11日の福岡市議会でキャンパスと駅を結ぶ新たな公共交通システムを含めたアクセス強化策を求める意見が上がった。

 一般質問に立った笠康雄市議(みらい・無所属の会)は、移転完了で学生や教職員が約6千人増の約1万9千人となり、JR九大学研都市駅(西区)周辺で新たなまちづくりが進んでいることを踏まえ「学術研究都市づくりを着実に進めるにはアクセス向上が最重要課題」と強調。仙台市ではJR仙台駅から東北大まで地下鉄を延伸した事例を挙げ「駅とキャンパスを結ぶ新たな交通アクセス強化策が必要」と指摘した。

 市側は、移転完了でバスの運行本数が1・5倍に増え、新ルートも開設されると説明。バスの拡充が周辺の交通利便性向上に寄与するとの認識を示した。新たなアクセス強化策は「今後の交通状況やまちづくりの進展を踏まえながら関係者と検討を進めていく」と述べるにとどめた。

 キャンパスと駅を結ぶ交通アクセスを巡っては、糸島市がJR波多江駅(同市)から鉄道で結ぶ案が適当とする調査結果をまとめている。

=2018/09/12付 西日本新聞朝刊=

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