「山下岩戸楽」2年ぶり奉納 玖珠町の大御神社

西日本新聞

 玖珠町山下の山下大御神社で16日、秋の例大祭があり、山下地区の住民らによって「山下岩戸楽」(県指定無形民俗文化財)が奉納された。昨年は台風の影響で中止になったため、2年ぶりの奉納となった。

 五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願して行われ、330年以上の歴史がある。山下岩戸楽保存会が継承している。この日は神社での神事の後、地区の6集落から集まった小学生から大人まで約50人が衣装をまとい、笛や太鼓などに合わせて練り歩く「道楽(みちがく)」が行われた。一行が神社に到着した後は、境内で「庭楽(にわがく)」を披露。つえ使いの男性6人がおはやしに合わせて「さあー! えいっ!」と声を掛けながら舞い、つえの両端に付いた爆竹が鳴らされた時は観客から拍手が上がっていた。かっぱを模したとされる「コモラシ」という赤装束を着た子ども4人による、軽快な舞も披露された。

 保存会の松本広美会長(81)は「昨年は中止だったため、今年奉納できて喜びはひとしお。歴史あるこの楽を末永く継承していきたい」とうれしそうに話した。

=2018/09/17付 西日本新聞朝刊=

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