笑って防犯寸劇100回 佐賀北署の5駐在所、コミカル演技好評

 佐賀北署管内の山間部にある駐在所の警察官で結成し、交通事故や犯罪被害の防止を呼び掛ける寸劇を各地で開いている「FP4安心隊」が19日、佐賀市大和町の松梅公民館で100回目の公演を終えた。地区の高齢者約40人が詰め掛け、方言や地域の話題も織り交ぜたコミカルな演技を楽しんだ。

 「大和町でもどんどん詐欺の電話はありよっとですよ」「電話で『お金』は詐欺。ぴしゃっと覚えんさったですね」

 この日のテーマは交通事故と偽電話詐欺の防止。劇の舞台は来場した人々が住む同町の松梅地区で、詐欺の手口を紹介したり、被害に遭わないためのポイントなどをアドバイスしたりした。

 会場は登場人物の喜劇のような掛け合いに笑いで包まれた。寸劇を見た本田多加美さん(68)は「身近な人が出ていて親しみがあり楽しい。劇の内容も分かりやすくて納得します」と笑顔で感想を語った。

 「FP4安心隊」は2013年6月、富士南駐在所の江頭恵司警部補(51)の呼び掛けで発足した。「地域の人へ防犯講話をするとき、堅い話では興味を持ってもらえない。劇をしたら面白いのではないかと思った」と江頭警部補。同町と富士町、三瀬村の計5駐在所に勤務する警察官やその家族ら13人が参加する。「FP4」は富士(F)、ポリス(P)と発足時の人数(4)を意味するという。安心隊は地区の敬老会や保育園を回り、月に2度ほど寸劇を行っている。

 節目となる100回公演を終え、江頭警部補は「ここまでやってこられたのは劇を見て笑ってくれた人たちのおかげ」と感慨深げ。次回の公演に向けて「堅苦しいだけの警察ではいけない。劇で笑って防犯意識を高めてもらい、住みよい町にしたい」と意気込みを語った。

=2018/09/22付 西日本新聞朝刊=

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