浄土九州-九州の浄土教美術 仏像内から発見の経典も展示

西日本新聞

■11月4日まで、福岡市博物館

 絵画や彫刻など九州ゆかりの浄土教美術品を展示する「浄土九州-九州の浄土教美術」は、福岡市早良区百道浜の市博物館で開催されている。11月4日まで。

 日本人に深い影響を与えた浄土信仰は平安時代から盛んになった。九州にも浄土信仰の長い歴史があり、その中で生み出された絵画や彫刻など多彩な浄土教美術品約200点を展示する。新たな発見や初公開の美術品も紹介される。本展のために再調査をした際、佐賀県白石町の弥福寺(みふくじ)所蔵の「木造阿弥陀如来(あみだにょらい)立像」の内部から、鎌倉時代の年号が記された経典「浄土三部経」を発見した。鎌倉期で制作年が判明した仏像は九州で5体目。今回は仏像と未開封状態の経典が展示される。ほかには、福岡県八女市の荘厳寺(しょうごんじ)所蔵の「阿弥陀三尊来迎図」を初公開する。

 入場料は、一般1300円、高大生900円、中学生以下無料。問い合わせは、福岡市博物館=092(845)5011。

=2018/09/27付 西日本新聞夕刊=

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