福岡県那珂川町の活性化に取り組む人の記事を読みながら苦笑いした

西日本新聞

 福岡県那珂川町の活性化に取り組む人の記事を読みながら苦笑いした。「仕事を終えて帰宅し、那珂川では寝るだけ。休みの日は町外の商業施設で買い物をする」。自治体は違うが、福岡市のベッドタウンで暮らす自分のことだと思った。通勤や職場での時間を足せば、福岡市にいる時間の方が圧倒的に長い。「実質福岡市民」と言えよう。

 福岡市長選が11月18日投開票で実施される。そう考えれば、この選挙で選ばれるリーダーの施策は約158万人の市民だけでなく、通勤通学者、急増する外国人旅行客など、多くの人に関わってくるのだと感じる。

 一方で、来年にかけ、福岡市のベッドタウンでも選挙が相次ぐ。中には、都市部並みに投票率が低い自治体もある。「実質福岡市民」の関心を呼べていないのではないかとも感じる。足元の自治の重要性を感じてもらえる、そんな記事を考えねばならない。 (中野剛史)

=2018/09/30付 西日本新聞朝刊=

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