「後追い」台風25号、九州に3連休直撃か

西日本新聞

 列島を縦断した台風24号は北海道の東に去り、1日の九州は台風一過の青空が広がった。ただ、太平洋上では24号の後を追うように、非常に強い台風25号が北上中。週末には発達しながら沖縄に接近しそうだ。その後の進路は定まっていないものの、九州に接近して3連休直撃の可能性もある。

 台風は太平洋高気圧の縁を進む性質がある。夏は日本付近を覆う高気圧にブロックされ、大陸に向かいやすい。一方、秋は高気圧の勢力が弱まって列島に近づきやすくなり、偏西風に乗って速度が上がる。秋雨前線を刺激して大雨を降らせることもある。

 台風24号は、この「秋台風」タイプだが、後を追う25号はどうか。日本気象協会九州支社の松井渉気象予報士は「今のところ太平洋高気圧の勢力がやや強まる傾向で大陸寄りを大回りしそう。だが、高気圧が弱まれば東シナ海で東に急カーブし、九州北部に近づく可能性もある」と解説する。

 今年の9月末までの台風発生数は、統計史上6番目に多い25個。福岡管区気象台は「熱帯域の海面水温が高く、台風が発生して成長しやすい環境が続いている」と説明する。10月も台風の進路に注意し、早めの対策が必要だ。

=2018/10/02付 西日本新聞朝刊=

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