「オークラコレクション」開幕 近代日本画の秀作110点 九州国立博物館

西日本新聞

 九州国立博物館(福岡県太宰府市)で2日に開幕する特別展「オークラコレクション」(西日本新聞社など主催)の開会式と内覧会が1日、開かれた=写真。

 明治、大正期に建設や貿易など多彩な事業を起こした実業家大倉喜八郎と、長男でホテルオークラの創業者喜七郎が集めた美術品約110点で構成。平安時代の仏像彫刻「普賢菩薩騎象像(ふげんぼさつきぞうぞう)」(2~21日展示)など国宝3点のほか、横山大観の「夜桜」(11月6日~12月9日展示)など近代日本画の秀作が並ぶ。

 喜八郎は明治維新後の廃仏毀釈(きしゃく)による仏教美術の散逸や海外流出を防ぐために日本の古美術の収集を始め、私立美術館「大倉集古館」(東京)を創設。喜七郎はイタリアで近代日本画を通じて日本文化を発信した。喜七郎の孫の大倉喜彦・大倉集古館長は開会式で「東アジアの先進的な文化の入り口として長い歴史を持つ場所での展覧会は名誉なこと」とあいさつした。会期は12月9日まで。NTTハローダイヤル=050(5542)8600。

=2018/10/02付 西日本新聞朝刊=

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