観覧車のオイルが園外に飛散 住宅に被害も 台風の影響 熊本のグリーンランド

西日本新聞

 熊本県荒尾市の遊園地グリーンランドで9月30日に台風24号の影響で観覧車のホースが破損し、園内外にオイルが飛散していたことが分かった。周辺の住宅や店舗に油のような液体が付着する被害が確認された。

 園によると、同日午後1時半ごろ、大観覧車レインボー(高さ105メートル)の油圧式モーターにオイルを送る高さ27メートルにあるゴムホースが破裂、オイル約500リットルが飛散した。強風で観覧車の回転速度が上がり、ホースに負荷がかかったとみている。

 当時は開園中だったが、観覧車は運休していた。ただ、強風時に停止させると壊れやすいため、通常速度(1周約15分)で動かしていた。職員が観覧車の停止とオイルの飛散に気付いたものの、園外は確認しなかった。1日になって荒尾署に「家に油のようなものが付いている」などの通報が4件あった。付近の小売店で働く女性は「車のワイパーにべっとり付いていた。店の壁のほぼ全面に斑点模様があった」と話した。

 熊本地方気象台によると、9月30日午後2時ごろ、園から約9キロの同県玉名市で観測史上最大の瞬間風速25・6メートルを記録した。

 グリーンランドの別府正文支配人は「近隣にご迷惑をかけ、申し訳ない」と陳謝。被害には個別に対応する方針。同園=0968(66)1125。

=2018/10/05付 西日本新聞朝刊=

PR

社会 アクセスランキング

PR

注目のテーマ