ハト撃退 プロにお任せ 福岡市に営業所

西日本新聞

 全国で鳥害対策を行う日本鳩(はと)対策センター(東京都杉並区)が1日、福岡市早良区に九州初の営業所を開設した。九州は都市部と山間部が近いことからハトのふん被害などの相談が多く、昨年の対応件数は前年の2.6倍に上る。九州営業所の中明克之所長は「地域に密着した対策を取りたい。ハトのふんなどでお困りの方は気軽に相談してほしい」と話している。

 同センターは、ビルの清掃・管理を行う会社ベル(大阪府東大阪市)が2011年に設立。全国のマンションや工場、駅などで年間5000件以上の相談を受け、ハトの侵入を防ぐ対策を施すほか、対処法をアドバイスする。福岡県内の17年の相談件数は419件で、東京都、大阪府に次いで全国3位。前年から4割近く増えている。相談の内訳はハトによる被害が最も多く、農村部ではスズメやムクドリの被害もあるという。

 ハトは日中、餌場である公園や駅などに集まり、夕方ごろに周辺のマンションなどに作った巣に帰る傾向がある。1日に食べる餌が体重の10分の1に及ぶため、ふんの量が多いのも特徴だ。

 また帰巣本能が強く、一度巣作りすると撤去するのは難しいため、耐久性の強い特殊ネットを建物に張り巡らせたり、剣山を設置したりして侵入を防ぐ。

 九州営業所では鳥害対策のほか、一般向けにハトの習性やふんの処理方法を教える勉強会も開く。問い合わせは同センター=0120(810)179。

=2018/10/06付 西日本新聞夕刊=

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