『太宰府幕末記 五卿と志士のものがたり』  太宰府天満宮文化研究所 編

西日本新聞

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『太宰府幕末記五卿と志士のものがたり』太宰府天満宮文化研究所編

 西郷隆盛、坂本龍馬、木戸孝允ら多くの志士たちが幕末の太宰府を訪れ、密談を重ねた。その求心力となったのが、三条実美をはじめ政変で失脚して太宰府に追われた尊皇攘夷(じょうい)派の公家5人、いわゆる五卿である。五卿を監視するために福岡藩や薩摩藩から830人もの兵士が派遣され、周囲を固めていたというのだから、その影響力の大きさが分かる。西郷の書状や当時の太宰府の絵図など多くの史料を通して、学問の神様とは違う、太宰府のもう一つの「顔」が浮かび上がる。開催中の太宰府幕末展公式図録。1728円。出版部=092(711)5523。

=2018/10/06付 西日本新聞朝刊=

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