炭鉱町「山田」懐かしんで 出身者らが特別展 10日まで嘉麻市

西日本新聞 筑豊版

 かつて炭鉱の町として栄えた旧山田市(現・嘉麻市)を写真やゆかりの人へのインタビューで振り返る「山のむこう展」が嘉麻市上山田の柿の木交差点近くの空き店舗で開かれている。10日まで。

 地元出身のイラストレーターでウクレレ奏者のmaruikoさん(33)と、東京出身で嘉麻市を拠点に活動しているダンサー菅原さちゑさん(38)が主催。「炭鉱時代を懐かしんだり興味を持ったりした人たちがつながることのできる場を作りたい」と企画した。

 会場には幼少期から旧山田市の炭鉱住宅に住んでいた画家、田牧壮平さん(78)に行った約4時間にわたるインタビューをまとめたパネルを展示。初めて石炭を見た時のことや共同生活での思い出、砕いた石炭を絵の具に混ぜて描く田牧さんの創作の原点などがつづられ、maruikoさんのイラストも添えられている。古河鉱業所の全景写真など、貴重な資料も公開している。

 maruikoさんは「当時の山田や閉山になった時の町の様子を若い人や嘉麻市以外の人にも知ってもらいたい」と話している。

 入場無料。午前10時~午後5時。

=2018/10/08付 西日本新聞朝刊=

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