重厚な趣に復元 JR門司港駅舎 一部公開

西日本新聞

 JR九州は9日、鉄道駅として初めて国の重要文化財に指定され、大規模な保存修理工事が続けられているJR門司港駅舎(北九州市門司区)の一部を報道陣に初公開した。木造2階建ての柱や梁(はり)を残して解体し、部材を補強するなどして建設された1914(大正3)年当時の姿に復元。11月10日から、仮駅舎で行っていた駅業務を復元した駅舎に切り替える。

 公開されたのは工事を終えた1階部分。外壁には石張り風にモルタルを塗り、屋根の周りにあった飾りを復元するなどして、重厚なネオ・ルネサンス様式を再現。飾り壁を備えた旧一、二等待合室はみどりの窓口として利用する。旧三等待合室はスターバックスが出店できる仕様に改修された。

 JR九州は2012年、老朽化に伴う駅舎の改修に着手した。駅舎全体を利用できるようになるのは来年3月の予定で、2階にレストランが開業する。JR九州は「門司港レトロ地区の拠点駅として観光活性化にも貢献していきたい」としている。

=2018/10/09付 西日本新聞夕刊=

PR

社会 アクセスランキング

PR

注目のテーマ