福岡市長選アプリで議論 特設ページを開設 大学生ITベンチャー

西日本新聞

 11月4日告示、18日投開票の福岡市長選に合わせ、大学生ITベンチャー「PoliPoli」(相模原市)が、スマートフォンアプリ「ポリポリ」内に特設ページを開く。利用者同士が福岡市の課題を議論できるほか、候補者が登録すれば、利用者との質疑も可能になる。9月の沖縄県知事選で同様の取り組みをしたところ、立候補した4人のうち3陣営が質問に答えてくれたという。ネットを使った新たな政治参加の手法として注目されそうだ。

 同社は今年2月、慶応大2年の伊藤和真社長(19)=横浜市=ら同大生3人が、政治と市民の距離を縮めようと起業した。アプリには既に、国会議員や地方議員など政治家約150人を含め、20~40代を中心に全国で数千人が登録し、身近な地域課題に関し議論している。利用は無料で、現在はiPhone(アイフォーン)のみ使用できる。

 伊藤社長は大学1年時に福岡市の投資ファンドでインターンシップ(就業体験)を経験。「福岡は新しい技術を受け入れる土壌がある」と特設ページ構想を思い立った。

 同市長選告示後に設ける予定の特設ページでは、本紙の関連記事、候補者の経歴や政策を紹介するだけでなく、利用者は関心のあるテーマについて「トークルーム」で意見を募ることができる。議論を活発にするため、気に入った意見や質問には「いいね」を付ける機能があり、登録者ごとに点数が見られる。

 伊藤社長は「市長選は政治への関心が高まる好機。テクノロジーを生かした新しい形で盛り上げたい」と話している。

=2018/10/15付 西日本新聞朝刊=

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