阿蘇山ロープウェー解体撤去工事始まる

 阿蘇中岳第1火口(阿蘇市)周辺へと続く「阿蘇山ロープウェー」の解体撤去工事が17日、始まった。

 運営する九州産交ツーリズム(熊本市)によると、全長858メートルで高低差約100メートル。1958年に開業し、ピーク時には年間40万~50万人の観光客を運んだ。2015年の大規模噴火を前にした14年8月に噴火警戒レベルが上がり運休。2年前の熊本地震でも4本の支柱に亀裂が入り、解体撤去を決めた。

 ロープは昨年4月に取り外されており、支柱4本と2カ所の駅舎を来春までに解体撤去する予定。

 火口周辺への立ち入り規制は今年2月に解除された。火山ガスの影響で火口見学ができない日も目立つが、火口までは代替バスを運行しており、今後も続ける方針。施設の再建については未定としている。

=2018/10/19付 西日本新聞朝刊=

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