ツシマヤマネコを守ろう 中村学園大生と飲食店が「離島キッチン」でフェア

西日本新聞 ふくおか都市圏版

 長崎県対馬市に生息する国天然記念物「ツシマヤマネコ」の保護に協力しようと、中村学園大(福岡市城南区)の3年生4人と離島キッチン福岡店が1日、同市中央区今泉の同店で「おいしく食べて対馬を応援!フェア」を始めた。30日までの期間中、定食などのご飯は、ツシマヤマネコの生息環境に配慮して生産される「佐護(さご)ツシマヤマネコ米」の新米を使用、コメの生産現場や生態を紹介する写真展も催す。

 ツシマヤマネコは田を餌場にしており、対馬市上県町佐護の稲作農家の一部は餌の生物を増やすため減農薬栽培に取り組む。収穫したコメは「佐護ツシマヤマネコ米」として2011年から本格販売しているが、販売量は伸び悩んでいる。

 そこで現地で販売促進を担当する吉野元さん(37)が状況改善に向けた助言を求め7月、中村学園大流通科学部を訪問し、手嶋恵美准教授(商品開発)や学生たちと意見交換した。

 これを受け小濱杏奈さん(21)、池野愛さん(21)、山口麻莉奈さん(21)、喜久咲菜さん(20)の学生4人が「実際に力になりたい」と企画や販売に協力してくれる店探しを進め、離島キッチン福岡店が応じた。

 写真展は27点を展示。4人が9月に対馬を訪問した際に撮影した風景写真も含む。ヤマネコ米の販売もしている。吉野さんは「学生さんが自主的に動いてくれた。ありがたい」と喜んでいる。

=2018/11/02付 西日本新聞朝刊=

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