スマホに曳山の現在地表示 唐津市のSEがアプリ開発

西日本新聞

巡行中の曳山の位置を地図に表示する「曳山ナビ」を開発した鶴丸誠さん 拡大

巡行中の曳山の位置を地図に表示する「曳山ナビ」を開発した鶴丸誠さん

 2日開幕した唐津くんちを土地勘がない観光客にも楽しんでもらおうと、唐津市のシステムエンジニア(SE)、鶴丸誠さん(45)がスマートフォン向け無料アプリを提供している。2010年に、巡行中の曳山(ひきやま)の位置を地図上に表示するアプリ「曳山ナビ」を開発。今年は、曳山をカメラで撮影すると、制作年数などの情報が得られるアプリ「曳山カメラ」を加えた。

 同市で生まれ育った鶴丸さんは毎年、唐津くんちを見学しており、「くんちを世界に発信したい」とアプリ開発を思い立った。

 曳山ナビは、利用者が「今どこ?」のボタンを押すと、14台の曳山の場所がアイコン(絵記号)で示される。曳山カメラは、利用者が曳山を撮影すると、その曳山の歴史などの情報が示される。どの曳山かの特定は人工知能(AI)が行う。撮影場所や時刻がサーバーに送られ、曳山の位置が把握できるため、これまで通行予定時刻で表示していた曳山ナビの位置情報がより正確になった。

 鶴丸さんは「曳山カメラは大人も子どもも楽しめるので、ぜひ使ってほしい」と話している。

=2018/11/03付 西日本新聞朝刊=