曳き込み、豪快に 「唐津くんち」4日フィナーレ

西日本新聞

 唐津くんちは3日、曳山(ひきやま)14台が神輿(みこし)を守って唐津市の市街地を巡行する「お旅所神幸」があった。同市富士見町の「西の浜お旅所」では、曳(ひ)き子たちが曳山を砂地に豪快に曳き込み、熱気は最高潮に達した。

 曳山は午前9時半、唐津神社前を出発し正午ごろお旅所に到着。1番曳山(やま)「赤獅子」から順番に「曳き込み」が始まった。曳き子たちは「エンヤ」「ヨイサ」の掛け声に合わせ、車輪を砂地にめり込ませながら、重さ数トンの曳山を一気に曳き込んだ。

 秋晴れとなったこの日は、沿道に20万人(唐津曳山取締会発表)の見物客が詰め掛けた。夫婦で訪れた東京都目黒区の会社員、佐々木徹さん(49)は「昨日の宵ヤマも迫力があったし、来て良かった。活気がありますね」と笑顔を見せた。

 最終日の4日は午前10時から「町廻(まわ)り」があり、午後0時半ごろ、JR唐津駅前の米屋町通りに曳山14台が勢ぞろいする。同4時半すぎに展示場に到着。曳山を格納し、フィナーレを迎える。

   ◇    ◇

曳山集結、ライトアップ 唐津神社

 2日夜にあった唐津くんちの宵ヤマの巡行後、ちょうちんの明かりに照らされた曳山(ひきやま)14台が、唐津市南城内の唐津神社前に勢ぞろいした。唐津曳山取締会によると、ライトアップされたまま全ての曳山が並ぶのは今年が初めて。

 全ての曳山を点灯させて並ばせる案は、同取締会の中で話が出て実現した。毎年、1番曳山(やま)「赤獅子」から順に並ぶため、14番曳山「七宝丸」が到着したときはすでに明かりが消えている曳山もあり、寂しさを感じる幹部もいたという。大塚康泰総取締は「全ての町が仲間。曳山が輝いてそろう姿を喜んでもらえたらうれしい」と目を細めた。北九州市の会社員、大嶋逸朗さん(59)は「光り輝く曳山の姿に感動した」と満足そうだった。

=2018/11/04付 西日本新聞朝刊=

佐賀県の天気予報

PR

佐賀 アクセスランキング

PR

注目のテーマ