トランプ氏に初審判 米中間選挙、投票始まる

西日本新聞

 【ワシントン田中伸幸】米国の連邦議会議員や州知事などを選ぶ中間選挙は6日朝(日本時間同日夜)、東部の州から順次、投票が始まった。即日開票され、同日深夜(同7日午後)にも大勢が判明する見通し。支持率が40%台前半に低迷するトランプ大統領が就任後、全米レベルで初の審判を受ける選挙で、上下両院の過半数維持を目指す与党共和党から、野党民主党が下院を軸に多数派を奪還できるかが焦点だ。

 トランプ氏は5日夜、この日3州目の訪問となる激戦の中西部ミズーリ州で最後の遊説を行い「雇用確保や安全な社会が欲しいなら選択肢は一つだ」と強調し、共和党への支持を求めた。

 「一度の投票で全ては変わらないが、状況はより良くできる」と訴えながら民主党を各地で応援してきたオバマ前大統領も同日、南部バージニア州の候補者陣営を訪れ、支援者に投票を呼び掛けた。

 35議席が改選される上院(定数100)は民主党が無所属を含めて2議席増やせば多数派になるが、改選対象のうち民主議員の議席が24もあり、これを死守した上で共和党の議席を切り崩すのは容易でない情勢。

 一方、全435議席が改選される下院は、共和現職の引退が相次ぐことなどから民主党が過半数奪還に向け優勢とみられているものの、世論調査では共和党が巻き返している選挙区も多く、予断を許さない。

 米メディアによると、期日前投票は前回選挙を大きく上回り、有権者の関心の高さを示している。

 全50州のうち36州で行われる知事選も激戦が多く、州によっては決選投票に持ち込まれる可能性もある。

=2018/11/07付 西日本新聞朝刊=

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