福岡市長選と熊本市長選18日投開票 現職と新人一騎打ち

西日本新聞

 福岡、熊本両政令市長選は18日投票、即日開票される。ともに現職、新人2氏による争いとなっている。

 福岡市長選にはいずれも無所属で、共産党市議団事務局長の新人神谷貴行氏(48)=共産推薦=と、3選を目指す現職の高島宗一郎氏(44)=自民支持=が立候補している。

 都市再開発と規制緩和で経済を成長させ、社会保障も充実させる循環をつくるとしてきた「高島路線」の是非が焦点の選挙戦。高島氏が公約に掲げた、JR博多駅と博多港エリアを結ぶロープウエー導入を巡る論戦も繰り広げられている。

 神谷氏は高島路線を「開発優先」と批判し、共産支持層を超えて「反高島氏」票を結集する受け皿を目指す。一方、高島氏は選挙戦終盤の15日、自民党本部から支持を受けた。

 16日までの期日前投票者数は9万5290人で、前回市長選の同時期と比べて約29%増えている。

 有権者数は125万8232人(3日現在、市選管調べ)。

 熊本地震後初となる熊本市長選に立候補したのは、いずれも無所属で、再選を目指す現職の大西一史氏(50)=自民、公明推薦=と、元市議で新人の重松孝文氏(71)=共産推薦。

 市内では10月末現在、被災者1万2247人が仮住まいを続けており、復興施策の進め方や、官民による桜町再開発事業などまちづくりの方向性が焦点だ。

 大西氏は「地震からの復興を加速させ、同時に将来の礎を着実に築いていく必要がある」と再開発事業の意義を強調。重松氏は「被災者を一人も漏らさず、生活再建できるよう支援する」と大型開発重視から福祉重視への転換を訴える。

 有権者数は60万5276人(3日現在、市選管調べ)。

=2018/11/17付 西日本新聞朝刊=

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