熊本市長に大西氏再選 「震災 生活再建急ぐ」 投票率は過去最低31.38%

西日本新聞

熊本市長選で再選が確実となり万歳する大西一史氏(中央)=18日午後8時4分、熊本市中央区 拡大

熊本市長選で再選が確実となり万歳する大西一史氏(中央)=18日午後8時4分、熊本市中央区

 熊本地震後初となる熊本市長選は18日投開票され、無所属の現職大西一史氏(50)=自民、公明推薦=が、無所属の新人重松孝文氏(71)=共産推薦=を大差で破り、再選を果たした。投票率は31・38%で、前回を8・94ポイント下回り過去最低となった。

 大西氏は市内のホテルで記者団の取材に対し「熊本地震の被災者の生活再建を急ぐ。超高齢化社会に備え、市民の生活の質を高めたい」と抱負を語った。

 熊本市で震度6強を記録した2016年4月の熊本地震の被災者支援や経済の復興が争点となった。大西氏は仮住まいの被災者1万2247人(10月末現在)について「一日も早く住まいを確保し生活再建につなげる」と訴える一方、経済活性化に向け、市の大型施設「熊本城ホール」建設(19年完成予定)などの市街地再開発の意義を強調。自民、公明のほか共産を除く市議会主要会派の支援も受け、幅広い層に浸透した。

 重松氏は再開発事業や、耐震不足が指摘される市役所庁舎建て替え計画などを「開発優先」と批判したが、出馬表明が遅れるなどして支持が広がらなかった。

 当日有権者数は59万8698人(市選管調べ)。

■熊本市長選 (開票終了)

当 大西 一史 無現   165,403

  重松 孝文 無新    20,780

=2018/11/19付 西日本新聞朝刊=

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